バンカー・パレス・ホテル


監督:エンキ・ビラル
キャスト:ジャン=ルイ・トランティニャン/キャロル・ブーケ/ハンス・メイヤー

あらすじ:エンキ・ビラル初の監督映画。舞台は近未来。そこでは白い核酸性雨が降り注ぎ、政府軍と反乱軍の戦いが続いていた。政府高官たちは秘密の地下シェルターに避難。そこで彼らを出迎えたのはアンドロイドたちだった……。

評価 ★☆☆☆☆

フランスでは観客動員記録を塗り替えるほど大ヒットした作品。そりゃまあフランスどころかヨーロッパを代表するSF漫画家の初監督作品なんだから話題性があったことは分かる。だけど内容はというと・・・う~ん。
ほとんど説明がなく、分かりづらいことこの上ないストーリー。盛り上がるような箇所もなく淡々と進んでいくだけのストーリーは漫画ならまだ見せることができるんだろうけど、映画ならただ退屈なだけ。世界観は独特だし、アンドロイドたちの設定は面白くもあり不気味で不思議な雰囲気を醸し出している。そうしたところは面白いんだけど、いかんせん話がつまらなさすぎる。というか理解できない。
フランス人はこれをどう評価してるんだろう。芸術好きな国民性だからもしかしたら高評価かもしれないが、オイラには単なる監督の自己満足さ品にしか思えない。

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