監督 ティム・T・カニンガム
キャスト ミシェル・フェアバンクス、マリア・ジョーンズ、マシュー・ジョーンズ、フェイス・ショーンフェルド
2001年 アメリカ
あらすじ ブリトニーとアリーは小学校からの親友同士。彼女たちは、それぞれ人並みはずれた才能を持ち合わせていた。ブリトニーは天才的な頭脳、アリーは運動神経抜群の身体能力。ある日、ハンサムボーイのクリスが転校してきた。クリスは瞬く間に学校中の女子の憧れの的になった。ブリトニーとアリーも例外ではなかった。そして、二人のクリスに対する猛烈アピール合戦が始まる。さらにはお互いの才能を駆使し、恋のライバルのジャマをし始めついに、学校中を巻き込んだ大戦争が勃発した!
評価 ★★☆☆☆
映画の中身よりタイトルをどうにかしてくれ。ロボットなんかほとんどでてこねえじゃねえか! 女子高生にロボットの組み合わせなら客が喜ぶとでも思ったか! こういうことされると逆に冷めてしまう。もうちょっとマシな邦題を考えろってんだ。
内容は可もなく不可もなくというところ。転校生の少年が少女漫画のように背後に花を抱いての登場だとか、フェロモンに反応して屁をこく機械だとか、通信教育でカンフーをマスターしちゃうとか、良い意味で馬鹿馬鹿しいテイスト炸裂。
一応、友情云々といったシーンもおりまぜて、女子高生物らしく青春色を出したりもしてるが、ほとんど蛇足。そんな、涙あり笑いあり、みたいにするぐらいならばとことん突っ切った馬鹿馬鹿しさを見せて欲しかった。
ラストシーンの迫力のないカンフーシーンは普通のアクション映画なら噴飯物のひどさ。学芸会か、と思いたくなるわけだが、これだけぶっ飛んだコメディ映画ならば、ギャグとして昇華されているので、緊張感のかけらも無いシーンだなぁと、にやにやしながら見れた。もしかすると単にアクション撮るのが下手なだけかもしれないけど、狙ってやってると好意的に思い込んでおこう。
それなりに笑えるシーンも多いし、テンポも良くて楽しめるわけだけど、もう少しぶっ飛んだギャグが見たかったなぁ。
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