監督:広瀬陽
キャスト:赤西涼、あのあるる、範田紗々
2008年 日本
あらすじ:上半身裸で”おっぱい”をさらけ出して戦う女一子相伝の暗殺剣術、佐山破心流の継承者・リリは、継承儀式の最中に江戸時代の小さな村にタイムスリップしてしまい・・・。
評価 ★★☆☆☆
おっぱい出しながらチャンバラするっつーワケの分からんエロコメディ。
題字からしてキンピカで時代劇に全く相応しくなかったりするワケのわからなさ。
しょっぱなからいまいちなルックスの女優の素振りシーンからはじまる。が、この素振りが素人丸出し。身のこなしが明らかに刀なんて握ったことないのを物語ってるが、まあそんな固いことを言ってはいけない。おっぱいの形が良いので許すのだぁ。
一子相伝の儀式で、真の窮地に立たされたときにこれを開けろ、と箱を渡される。普通ならラストのクライマックスシーンで開けるんだろうなぁと思うんだが、この映画の場合開始十分もしないうちにあっさりとオープンしちゃう。しかも中身は単なる着物。
ストーリーは貧乏な村が忍者衆に襲われているという陳腐なもの。悪役も陳腐というか、どこかで見たようなデザインが揃ってる。
チャンバラシーンはラストの女首領とのバトルが非常に面白い。昼間のはずなのにいつの間にか夜になり(中盤でのバトルでもいきなり夜に変わったなぁ。夜のシーンが好きなのかね)、チャンバラでは両者が刀を振り回してるのにカメラは胸のアップを撮っちゃう馬鹿馬鹿しさ。挙げ句の果てにはおっぱいを使った必殺技(!)
このラストシーンだけでもこの映画を見た価値がある・・・のかな?
で、この映画を見た人が最も求めていたであろう(?)ヒロインのエロシーンはいまいち。無駄に長いがあんまりエロくない。女優さんが気合い入れて演技してんのは分かったんだけどね、BGMがもの悲しげじゃどうも盛り上がりません。
むしろ女首領の騎乗位シーンの方がエロかった。腰使いイイヨイイヨ~。
しかし、チャンバラシーンがひどすぎる。子供が刀振り回してるような殺陣。もうちょっとガンバレよと言いたくもなる。
まあこの映画にそんなこと求めちゃいないんだけど、どうせチャンバラやるんならラストのバトルみたいにおっぱい使った馬鹿馬鹿しい必殺技でも使ってはっちゃけてほしかったなぁ。
一時間程度の短い映画と言うことでちょっとした暇つぶしに最適ではある。こういうバカみたいな映画もたまには面白くて良いね。
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