監督 瀬々敬久
キャスト 石原さとみ、真木よう子、渡辺有菜、酒井彩名、白石美帆、高田純次
2008年 日本
あらすじ 日本航空に入社した早瀬ゆかり(石原さとみ)。ひょんなことからバスケットボール部に入部することになるが……。深田祐介の「翔べ!ラビッツ―新世紀スチュワーデス物語」の映画化。
評価 ★☆☆☆☆
詰め込みすぎて失敗した典型的な映画。
坊主の恋人との関係、CAとバスケの両立、引退者が続出で先行き不安なチームの成績、膝を故障したチームメイト、一端引退してライバルチームに復帰した元チームメイト、ライバルチームとの得点王争い。
いろんな要素が詰め込まれてるけど最終的にどれも消化しきれてない。
とりあえず、坊主との恋ぐらい結末を書いてくれれば良かったのに。石原さとみが号泣するぐらい、大事な要素じゃなかったのか。結局、CAを続けてるって事は坊主と破局したって事なのかな?分からん。
脚本も悪ければ映像も悪い。あの試合シーンの迫力の無さはなんだ。
あと、石原さとみってミスキャストじゃなかろうか。背は低いし、仕草は不器用そうだし、明らかにバスケ選手っつー柄じゃない。最後の試合でも素人丸出しすぎる。
というかあの最後の試合でどうしてあんなに感動してたのかがわからない。優勝決定戦ならまだしも、せいぜいチームメイトの引退試合ってだけだよね?(違ってたらごめん)
あこまで興奮する理由がよく分からん。
つーか、謹慎中に抜け出してきて試合に出るな。クビにならなかったのが不思議なぐらい。あと、手術して五分五分と言われ立つのもやっとなぐらい膝がいかれてる選手を、試合に出し続けるな。手術失敗すりゃあ日常生活にも支障がでるほどなのに、それなりに実績のある監督が引っ込める決断をしないのは責任問題に発展するんじゃないのか。
↑のシーン。坊さんがいきなりアンパンマン歌い出すって笑えばいいんだろうか……。
とまぁツッコミどころ満載。原作はそれなりに面白いんだけどなぁ。
どうでもいいが原作の続編の表紙が怖い。
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